今回は「就職活動の自己PR」をする上で、どういったPRがいいかとか、どう自己分析したらいいかっていうことについてちょっと書きたいと思います。
勉強においてもスポーツにおいてもサークル活動においてもバイト活動においても、何においても「やりきる」「やり続ける」という経験は重要ですよね。
例えば、スポーツでも、レギュラーになってこんな実績があるっていうこともすごく素晴らしいことですが、それ以上に、レギュラーになろうが、ならなかろうが、「やり続けること」、そして「それを通じてどういう体験をしたか」ということの方がもっと重要だと思うんですよね。
<やりきる・やり続ける>→<それを通じてどういう体験をしたか>についてスポーツを例にとるとわかりやすいので、スポーツを例にとってさらに話を進めていきます。
野球でもサッカーでもラグビーでも、どのスポーツでも、それを続けていく上では、いろいろな壁にぶつかると思います。「これ以上うまくならないかも」とか思ったりする能力の限界を感じたり、自分がやりたくないポジションにさせられて続けたくないなって思ったり、チーム内の人間関係がうまくいかず悩んだり、全然結果が出なかったり全然勝てないからもう嫌だと思ったり、怪我をしてもう続けられないかもしれないと思ったり、勉強との両立ができないからもう無理だと思ったり。他にもいろいろな壁があると思いますが、そういった壁にぶつかってもあきらめずに続けていく、まずはそういうことが大事だと思います。続けるということだけでもすごいんですけど、インパクトという面ではそれだけだとちょっと弱いかもですよね。
さらに重要なのは、これから書くことなんです。↓
さらに重要なのは、これから書くことなんです。↓
当然続けていくことができるということは、上記に書いたような壁から逃げずに突破できたからであり、こういう経験をしていることがさらに重要なんですよね。そしてこの部分については就職活動の自己PRとかで、是非PRしていただきたいのです。
どう自己PRするか・・・・それは「そういった壁にぶつかった時に、自分は何を感じて、プラスやマイナスに揺れながらもそれをどう突破したのか、そしてなぜ突破できたのか、そしてその経験から何を掴んだのか」こういったことを自己分析してアピールしていただくと、企業側に響くと思います。
こういった体験をたくさんもっている人(こういった体験が体に染み込んでいる人)は、社会で生きていく上で大切なことを数多く掴んでいる人であり、自分をプラスに向かわせることができる見方・感じ方を多く持っている人と言い換えることもできますので、企業側から見ても欲しい人材だと思いますからね。
こういった体験をたくさんもっている人(こういった体験が体に染み込んでいる人)は、社会で生きていく上で大切なことを数多く掴んでいる人であり、自分をプラスに向かわせることができる見方・感じ方を多く持っている人と言い換えることもできますので、企業側から見ても欲しい人材だと思いますからね。
<自分の成功体験を分析することでも自分を知ることができる・自己理解が深まる>
別の分析の仕方として自分の「成功体験」を分析していくという方法もあります。
ちょっと横道にそれてしまいますが、「成功」についての定義を書いておきます。「成功」と書くと何か大きなことをなした事を想像してしまいますが、別に小さいことでもOKなんです。どんな些細なことでも自分が「成功」と思えばそれが「成功体験」なんです。
では話を元に戻します。
成功する時の「のぼり方」は、人それぞれです。成功する時の自分ってこうなんだ、こういう傾向があるんだ、ここを意識するとうまくいくのかっていうことを知っておくと、これからの仕事や生活でもより確度が高く自分を成功に導いていくこともできると思います。何より、就職活動についていえば、「成功体験」を分析することで、自己分析もできるので一石二鳥です。
成功する過程での「のぼり方」について、ちらっとお話すると、成功体験では、当然、まず「スタート時の状態」があり、そして最終的な「成功した時の結果の状態」があります。そしてこの2つの状態を繋ぐ過程の中で、それぞれの人がいろいろな過程(のぼり方)を経て、結果(成功する)を出していくわけです。成功体験を見ていくと、順調に一歩一歩ステップを踏んでのぼっていく人なんて珍しいわけで、例えば、ある時点まで下の方で、ぐるぐる悩んで前に進めなかったが、あるきっかけで一気に成功に向けて駆け上っていったとか、みんな紆余曲折しながら成功に向けて進んでいっています。そういうものなのです。本当に「のぼり方」は人それぞれなんですよね。
余談ですが、部下育成をしなければいけない企業の管理職の方や、生徒の指導をしなければいけない学校の先生方など、それぞれの部下(生徒)の「のぼり方」っていうのを知っておくと、相手にいろいろなアドバイスをしやすいかもしれませんね。
余談ですが、部下育成をしなければいけない企業の管理職の方や、生徒の指導をしなければいけない学校の先生方など、それぞれの部下(生徒)の「のぼり方」っていうのを知っておくと、相手にいろいろなアドバイスをしやすいかもしれませんね。
「のぼり方」という点をもう少し詳しく突っ込んでお話すると、成功に向けた過程の中で、必ず人が上昇するための「スイッチ」があり、そこが着火点になります。そして、成功に向けて上り始めるのですが、スイッチが入り、火がついても、何もなければすぐに消えてしまいます。そこで必要なのが「火を消さないようにする」=「のぼることを支える」原動力です。原動力は、その人を支えているものやその人の想いみたいなものなので、その人らしさも垣間見ることができると思います。ちなみに原動力については、自分の原体験に紐づいたものであればあるほど強力ですね。(例えば、小さい頃に大きな病気をしてお医者さんに助けてもらった、すごく感謝している、だから自分も苦しんでいる人を絶対に助けたいとか)等々・・・・
最後に、成功体験を分析する時は、同時に失敗体験も分析してみてください。そうすると、自分が成功する時と失敗する時で何が違うのかっていうことがわかりますよ。ここの部分を意識すれば失敗が成功に変わるんだとかっていうことがわかると思いますよ。
まだまだ、言いたいこと書きたいことの半分も書けていませんが、何となくは伝わったんじゃないかと思います。いや、何となくでいいから伝わってほしいなと思っています。
もし、こういった話をもう少し聞いてみたい方がいらっしゃれば、是非お話する機会を持ちたいと思います。
特に、就職活動を控える大学生や高校生などには、こういうことを知って分析しておくと、就活では絶対にプラスになると思いますよ!(分析のサポートは時間が許す限り私がいたしますよ。)
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