2012年7月16日月曜日

高校⑥母校のカラーが薄まっている・・・・??

私の出身高校の静岡県立静岡高校は野球がとても強いんです。今年も春の県大会に優勝して、夏の静岡大会は第一シード!
昨年夏も甲子園に出場したわけなんですが、その甲子園でのことに関係するエピソードを今日はご紹介。
最近知人から聞いた話で知人もまた聞きのようなので真偽の程は不明ですが。

昨年の甲子園夏の大会のこと。我が高校の甲子園での試合をOBがテレビで見ていたようなんです。そうしたら、
多分、テレビに映る応援席の後輩たちの姿を見たんでしょう、それを見たOB
「他の普通の高校生を変わらないじゃないか!」といってクレームをつけたらしいんです。
ほぉ~何で何でって感じですが。
しかもそういったクレームがそのOB以外にも複数あったらしいです。(多分、高校のOB会にクレームを言ったと思うんですが・・)
OBが母校の学生にどうあってほしかったのか、今の学生に何を期待していたのか、何を思ってクレームを言ったのかわからないんですが。
ただ単に、お行儀が悪いとか、そういった表面的なことでクレームをつけたならば面白くもなんともないんですが。
もし、自分たちの高校時代と比べて、もっと内に秘めた何かがなくなっていると感じたとか、何かしらの高校が持つカラーや「らしさ」が薄れているとか感じたからクレームをつけたのであれば、もっと突っ込んで聞いてみたいな、核心を聞いたみたいなって思います。

自分の母校のカラーというと、
実は、私も、10年くらい前であれば、自分の高校の後輩だって聞くと、「おお!そうか!そうか!何期なんだね?」とか聞きながらものすごく親近感を感じたのですが、最近は若い子が自分の高校の後輩と聞いても昔ほど響かなくなりました。(もっというと、あっ、そうなのくらいの他人行儀な対応になってしまうくらいです)
昔は、自分の高校の出身者かどうかって、初対面でも会って話しをすると直感的に(ビッ!ビッ!ビッ!とくるというか)私は分かったんですよね、話し方とか雰囲気とか、五感を働かせると。同質性を感じるというか。まさにハビトゥスと言葉に集約される感じです。でも在校生を含めて、最近の若い母校の後輩を見てなんとなく変わってしまったな、静高生に伝わってきた無形の文化資本というのかハビトゥスが失われているというか薄まっているというかという感じを受けるし、さらに、小さくまとまってしまっているなって感じてさびしくなるんですよね。多分、そのせいで後輩と聞いても響かなくなったんでしょうけど。
私の感覚では絶対に母校のカラー、静高らしさは薄まってしまっていると思います!!

しかし、もし本当に高校のカラーが薄まっているとしたら、何が原因なんでしょうね~
高校のカラーが薄まっているのかそうでないのか、というのを感覚ではなく事実をベースに検証しはっきりさせた上で、原因分析なども行って、最終的に言語化できると何か新しいものが見えてくる、教育に一石を投じることができる何かが見つかるかもしれませんね。さらにそれに基づいてまた何か教育に関連する新しいものを生み出すことができるかもしれませんね。
もっともっとこういったテーマも突き詰めていきたいと思ってしまいます。

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